理事長挨拶

理事長 squareごあいさつ
 一般社団法人 日本看護管理学会理事長 鶴田惠子

 日本看護管理学会は設立時の会則に「看護実践のあらゆる場における看護サービスの発展をめざして、看護サービスの組織的提供の仕組みを社会的要因との関係において学術的に追求し、もって人々の健康とQOLの向上に寄与することを目的とする」とあります。この目的を達成するために、本会の事業として学術集会(平成25年度より年次大会を名称変更)を開催し会誌を発行して参りました。その他理事会が必要と認めた事業としては、学術活動を推進するための研究助成・例会の開催および用語集の編纂、広報及び学術情報を発信するためのホームペイジの管理運営、看護の適正評価に関する検討、看護管理者の教育についても取り組んで参りました。
 平成25年1月4日に一般社団法人の登記を終えることができましたので、法人化への経緯と今後の抱負についてお伝えします。
 平成22年度の理事会で、学会が開設して15周年を目前にして会員も2000名を超え、将来どのような活動を行っていくことになるのか、そのために最もふさわしい形態は何かについて慎重に検討しました。学会活動の継続性を確保し、学会の知名度や信頼度を高めていくためには、学会を任意団体から法人化する必要があると結論に至りました。
 平成22年度の総会で23年度事業として法人化への検討について承認していただき、平成22年度総会後の12月の理事会で、役員改選を視野に入れまして法人化への具体的な計画を立案するために「法人化プロジェクト」を設置しました。当時の理事長でありました鶴田と手島副理事長と酒井庶務担当理事、および数間評議員と筧評議員に加えて、会計管理を委託している税務法人宗和の担当者と本会事務局が担いました。任意団体から一般社団法人への移行を平成25年1月に定め、定款の原案作成を行いました。役員改選がありました平成24年度からは、法人化プロジェクトを組織委員会に組織変更し、佐藤理事が委員長として定款および細則等の整備にご尽力いただき、平成24年度総会で、定款および細則を承認していただきました。
 平成24年12月15日に理事と監事を設立時社員としまして“一般社団法人日本看護管理学会”の設立総会を開催し、定款・細則および平成25年度予算案が承認されました。法務局に設立時社員全員の捺印をしました定款を持参し、平成25年1月4日に晴れて“一般社団法人日本看護管理学会”の登記をすることができました。
 平成16年度に取り纏めました「日本看護管理学会将来構想検討会報告書」に「さらに社会活動が評価される方策として学会組織の法人化について検討を開始する必要がある。」と明記してから10年近い年月を経てしまいました。平成16年に発生した日本学会事務センター不祥事に伴う破産により、約975万円の債権が回収不能となり、学会運営に大きな障害をもたらした本学会の危機を会員の皆さまとともに乗り越え、会員数も3000名を数える程に発展して参りました。
 日本はかって人類が経験したことのない少子高齢・多死社会を乗り越えていく時代に直面しております。冒頭に書きました本学会の理念であります人々の健康とQOLの向上に寄与すべく社会的要因の関連において学術的に追求し、看護実践のあらゆる場で看護サービスの発展を目指していかなければならないと考えております。会員の皆さまの本会への積極的な参画を期待しております。

平成25年 冬

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