理事長挨拶

理事長 squareごあいさつ
 一般社団法人 日本看護管理学会理事長 上泉和子

 平成29年度より、鶴田前理事長から引継ぎ、7代目の日本看護管理学会理事長を拝命いたしました。どうぞよろしくお願いいたします。
 日本看護管理学会は、1996年6月に、「看護実践のあらゆる場における看護サービスの発展をめざして、看護サービスの組織的提供の仕組みを社会的諸要因との関係において学術的に追求し、もって人々の健康とQOLの向上に寄与すること」を目的として設立されました。昨年2016年には20年を迎え、会員は350人から4,400人を超えるまでになりました。この間の目覚ましい躍進には目を見張るばかりです。設立当初からの多くの方々のご尽力、ご貢献に感謝の意をお伝えするとともに、たくさんの難関を乗り越え発展してきた20年を重く受け止めて、これからの役目をはたしてまいりたいと思います。
 本学会の課題や展望について、第20回日本看護管理学会学術集会の20周年特別企画の場や理事会等で議論してまいりました。まずは下記の4点について、取り組んでいきたいと思っています。
 1)「政策」への取り組みの強化
 本会の英語名称は、「The Japan Academy of Nursing Administration and Policies」であり、管理と政策が含まれています。「Policy政策」に関する研究や学会としての情報発信について、さらなる充実を望む声も聴かれます。今後の取り組み課題として検討してまいります。
 2)プロジェクト型研究の推進
 学術集会での演題数の増加、学術誌への研究論文の発表等、研究活動も盛んにおこなわれるようになりました。今後の研究活動として求められるものとして、全国横断的研究、コホート研究、ビッグデータを活用した研究、等、プロジェクト型研究の必要性が高まっています。学会として大型プロジェクト研究をできる体制整備が必要と考えています。
 3)会員還元の在り方の検討
 本会は会員の皆様とともに発展してきた学会でございます。一昨年は看護管理用語集を会員の皆さまにお届けしましたが、このような、会員各位への還元の在り方についても検討してまいりたいと思います。
 4)安定的で安全な組織基盤の整備
 会員の大幅な増加に伴い、事業規模、予算規模も大きく拡大してきました。一般社団法人として再出発し、組織基盤の安定化が図られたところですが、安定的で安全な学会運営をめざし、理事、委員会委員の負担軽減を確保しつつ組織基盤をさらに盤石なものにしていくことが課題です。

 団塊の世代約700万人が後期高齢者となる2025年まで10年をきり、いよいよ地域包括ケアの時代が間近に迫ってきました。地域包括ケアの時代に、人々の健康とQOL向上をめざして、どのような看護サービスを描いていくか、学術的、政策的に取り組んでいくことが喫緊の課題と思っています。
 今後とも会員の皆さまとともに歩んでまいりたいと思います。皆様の声がさらなる発展につながるものと確信しております。どうぞたくさんの皆さま方からの“声”をお待ちしています。


平成29年 4月

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